育美幼稚園の園庭から東階段を下りた第2園庭に、夏の暑い陽射しの下、 子どもたちが大好きな水遊びを満喫できる大型プールがあります。
今年もいよいよ夏到来! プールで遊ぶ子どもたちの歓声が響く季節。
ワクワクの夏のプール遊びを思い切り楽しみます。
6月25日(木)、26日(金)は、ひよこ組さん・年長組さんと年少組さん・年中組さんのプール開きの日。
トイレを済ませ水着に着替え、まずはじめは園庭で準備運動です。
プールでの怪我や事故を防ぐためにも、しっかりと体をほぐします。
もくもくの入道雲が夏の到来を告げています。
プールサイドでは両手を合わせて水の神様にお祈りをします。
「みずのかみさま、みずのじこから、ぼくたち、わたしたちをまもり、 たのしくぷーるあそびができるよう、みまもってください。」
みんなの心からのお祈りは水の神様に届いたことでしょう。 プールで元気に遊ぶみんなのことをきっと見守ってくれています。
年少組さんにとっては初めて入る幼稚園のプール。
シャワーを浴びて、プールの水面に足を踏み入れる時の子どもたちの表情や体の動きからは ドキドキしながらもワクワクでいっぱいの様子が伝わってきます。
水面を足先で少し触ってみてはお隣のお友だち同士でキャッキャッと大はしゃぎ!!
そして、慎重ながらも足、腰、胸と思い切って水の中に体を入れていく姿がありました。
はじめは「冷たい!!」と言っていた子どもたちも、水に慣れてくるとこの表情です。
みんなイキイキしてますね☆
満3歳児クラスのひよこ組さんは正門を入って右側のなかよしパークで水遊びをします。
ビオトープとして作られた小さな池とビニールプールで、
ぞうさんのじょうろやペットボトルのシャワー、カラーボールなどで思い切り遊びます☆
二宮育美幼稚園のプール活動には、太陽の下で思いっきり水遊びを楽しむと共に、
衣服の着脱
排泄
身の回りの始末
お約束事を守る
人の話をよく聞く など・・・子どもたちの成長に大きく関わるねらいがあります。
これらの事を自ら行うことによって自立心が培われます。
一学期いっぱい続くこのプール活動を通して楽しみながら色々なことを 身に付けて欲しいです。
育美幼稚園では、毎年キュウリを栽培しています。
今年も5月上旬頃、園庭の花壇にキュウリの苗が仲間入りしました。
↑5月上旬頃 キュウリの苗
たっぷりのお水とお日さまの光、そして、皆の『おおきくな~れ!パワー』で
キュウリはグングンと背を伸ばしていきました。
↑『大きくな~れ♡』 ↑『キュウリできるかな…?』
↑たくさんお水をあげます
そして6月現在・・・
こんなに大きくなりました!!!
↑大きな葉の中に、たくさんのキュウリがなっています
みんなが楽しみにしていた収穫の時です。
↑じー・・・と真剣に見つめています! ↑『ぷちんッ!採れた!!!!!!』
中にはこんなに大きなキュウリもありました。みんなのお顔の2倍の長さです。
↑『私のキュウリのほうが大きいよ!』 『ぼくのキュウリのほうが大きいよ!』とみんな嬉しそう♪
においを嗅いでみたり…
ちくちくする表面を触ってみたり…
みんなとっても嬉しそうです♪
そして、子どもたちに大人気のキュウリがあります!
それは・・・・
ドーナツの形をしたキュウリです!!
みんなはこれを、 ”ドーナツキュウリ” と呼んでいます。
お買いものに行くと、お店にはまっすぐ育ったキュウリが並べられていますが、
いろいろな形があります。
もちろん、どれも美味しいキュウリです!
収穫したキュウリは、お昼の時間にみんなで分け合って仲良くいただきます。
採れたてのキュウリは、市販のものよりもみずみずしく、良い香りがします。
これから夏にかけてしばらく収穫を続けます。
昨年は、なんと300本のキュウリを収穫しました!!
今年は何本できるでしょうか・・?
今から楽しみです!
お家でもお子さまにキュウリの収穫の様子や味など、感想を聞いてみてくださいね。
二宮町の子育て支援事業の一環として、二宮町の幼稚園や保育園に通う年長組園児さんたちの交流保育「みにくいアヒルの子」の観劇会が5月26日(火)10:30からラディアン大ホールにて催されました。
幼稚園からバスに乗り、ラディアンに到着し、ホールに入るとそこは別世界!
目の前に広がる天井の高い空間、物語の始まりを予感させる舞台上の大きな本のセットに『うわぁ!』と驚く子どもたち。
その表情からは、これから起こることへの期待が胸いっぱいに膨らんでいることがわかりました。
劇が始まる前に、司会のお兄さんが『ホールの明かりが少し暗くなります。少しこわいなと思うお友だちは、隣のお友だちと手をつなぐといいですよ』と教えてくれました。
それを聞いて『一緒に手をつなごうか?』『そうしよう!』とお互いに笑顔で手を出し合い繋ぎあう子が。
二人はそのまま劇が終わるまでギュッと手を繋いだままでした。
劇の間、熱中して観ていた二人。
言葉は交わさなくても、繋いだ手からきっと色々な思いを共有していたことでしょう。
友だちとの関わりが深くなってきていることに嬉しさを覚える一場面でした。
劇が始まるとお話の場面や、登場する人形たちが変わるのと同じように、くるくると表情を変えて観ているみんな。
楽しい場面では声をあげて喜び、悲しい場面では口をきゅっと結び真剣な眼差しを向けていました。
『他のみんなと同じになろうとしなくてもいいの。自分にしかできないことを見つけてね。』
他の兄弟と違っていることを気にしていた白鳥の子に、アヒルの母親がかけた言葉です。
横で瞳を輝かせているこの子たちがこれからどのような『自分にしかできないこと』を見つけていくのか、白鳥の子のように強さとたくましさ、優しさを持って成長していく助けとなるように、また、『自分らしさ』に自信を持って真っ直ぐ歩んでいけるように、日々、子どもたちに寄り添い、見守り、支えていくことに努めなければなと、劇から私が教わることもありました。
観終わった後は、『さようなら』『またね』と人形たちに元気よく手を振る姿から、みんなの『楽しかった!』という気持ちが伝わってきました。
幼稚園で、絵本の『みにくいアヒルの子』も読んでみたいですね。