晴天に恵まれた5月8日(金)、
小さなリュックサックを背負って大型バスが待つ集合場所に集まった子どもたち、
待ちに待った親子遠足の日がやってきました!
保護者の方と一緒でどの子もニッコニコの笑顔!
幼稚園バスよりずうっと大きいバスに乗って目的地を目指しました。
さて、バスはどこに向かうのでしょうか・・・??
東名高速を下ってしばらくして見えてきたのは!!
・・・・
・・・・・・・・・・!!
大きな富士山です!
雲の帽子を被った姿が目の前に見えてきました。
今日は、富士山の麓にある遊園地へ向かいます。
年長組さんのある男の子からこんな言葉が出ました。
バスの中から富士山を見ると、
『せんせー!!富士山って3つあるんだよ!!』
それを聞いた私は、『え!どういうことだろう…?』と心の中で謎解きながら、
『富士山って3つもあるの?
先生知らなかった!!
今度どこにあるか教えてね?』
と答えました。
・・・しばらくして、バスが目的地に近づいてきました。
すると、更に大きくなった富士山が、今度は左手に見えます!
・・・・・そして更に走り続けること約15分…
遊園地が見えてきました♪
すると今度はバスの真横に、もっともっと大きな富士山が
ド~~~~~ン!!と聳え立っています!!
その時後方から、先ほどの男の子の声が…!!
『ほらね!先生!
富士山は3つあるって言ったでしょ?(*^_^*)にんやり』
・・・・!!!!!!!!!!!!
私『ほ、ほんとだ~~~~~~!!!!』
道中で3回、違う角度から見える富士山のことを言っていたのでした。
後程、お母様に伺ったところ、
前にもこの遊園地に行ったことがあるそうです。
その時に車の中から見えた富士山の姿を
3つの富士山と記憶していたのでしょう。
まるで富士山が追いかけてきているように思わせる風景ですが、
子どもは富士山が3つあると発想する、
その表現の面白さと子どもの持つ内面の不思議さに
心が動かされました。
このようにユーモアあふれる発言があった際に私たちは、
『違うよ、富士山は、1つだよ。』 と簡単に否定したり、
当たり前のことを言うのではなく、
出来るだけ、その素晴らしい発想を更に広げていけるような
受け答えをしていきたいものです。
『どこで見られるの?』
『先生にも見えるかな?』
『4つ目はどこにあるんだろう?』
など、わくわくした気持ちが膨らむ会話を楽しむことで、
豊かな感性や個性が更に育まれ、
のびのびとした明るい子どもの世界が広がる気がします。
さて、遊園地に到着しました★
好きな乗り物に乗り、お昼は富士山をバックに、お日さまの下でお弁当を食べます!
その頃には富士山も雲の帽子を脱いでくれました☀
とーっても広いお空の下でお家の人と一緒に、お友だちと一緒に
美味しいお弁当を食べました。
いつかこんな日のことを懐かしく思う、
そんな思い出の遠足になっていれば幸いです。
保護者の皆様も、楽しくご参加してくださりありがとうございました。
だんだんと日差しも強くなり、
幼稚園では半袖で過ごす園児も増えています。
なかよしパークには、
太陽の光で透き通るほどにキラキラした新緑の木々が並んでいます。
最近は、ダンゴ虫探しが大ブームです!
いろいろな虫が姿を現してきました。
自然に包まれて生きていることを実感できる素敵な季節です。
どうぞ、お外でお子さまとたーっくさん遊んでください!
さあ、次の遠足はどこへ行くのかな・・・・??♪
楽しみにしていてくださいね!(^^)!